「UNDER RATEDについて

この度出店する「UNDER RATED(アンダーレイテッド)」を紹介します。

松本市高宮南の古着ショップの一角にある「UNDER RATED(アンダーレイテッド)」は、スケートボードとボーダー向けのアパレル商品を販売するスケートボードショップです。商品販売の他に、店内の壁を利用して、簡単な練習ができるようになっています。
店主の種山 貴紘さんにお聞かせいただいた事業への想いや夢をご紹介します。

アメリカと日本のスケボー文化の違い

店名の由来は「過小評価する・見くびる」という意味です。まだマイナーなイメージのあるスケートボードを扱う店として、あえてこの名前にして、これからメジャーにしていきたいという気概を込めて名付けました。
 スケートボードに出会ったきっかけは、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の中で、スケートボードをするシーンがかっこいいなと思ったことです。中学2,3年生の頃に初めてスケートボードを買って自分でも始めたのですが、周りの人たちがとてもカッコよく見えて、自分もカッコよくなりたいと思い、スケートボードにのめり込むようになりました。
 高校卒業後、ロサンゼルスへの留学していた5年間で、まずスケートボードをする人の多さと、レベルの差や技術の高さ、そして以前からビデオで見ていたプロスケーターが近くにいて、簡単に会えるということに衝撃を受けました。
 アメリカでは、スケートボードを小さいときにプレゼントでもらって、一家に一台はある、スケーターでない人もスケートボードに乗れる、そのくらいスケートボードが浸透している文化なので、日本もそういう風にできたらいいな、もっとスケートボードの楽しさをみんなに知ってもらいたい、という思いから、このショップをオープンしました。

誰もが気楽に来られるスペースを提供できるお店づくり

商品は、ロサンゼルスに留学していた時に、自分自身が感じたことや、出会った人が使っているブランドなど、本場アメリカのリアルな魅力を日本に伝えたいと思って仕入れています。他にも、当店のロゴを入れたズボンやTシャツなど、いろいろなオリジナル商品を作っていています。
 店内は、正面の壁がスケートボードができるようにアールになっていて、スケートボードスポットがお店になっているような雰囲気にしています。
 雨の日には、お店にトレーニングに来てくれる人がいます。狭いのでしっかりとは滑れないのですが、買い物するわけでもなく、暇つぶしくらいの気持ちで来て、ゆっくりしてもらう。そういうみんなが気軽に来られるスペースを提供できれば、と思っています。
 スケートボードで一番大事なのは「どれだけかっこよくみせるか」です。いろいろなスケートボーダーの映像をみて「かっこいいな」と思った人が着ているブランドをみんなが身につけて、テンションあげて滑りに行く、というのがスケートボードだと思っています。
 スケートボードを売っているお店はたくさんありますが、その中でも、ちょっと一味違った、みんなに「かっこいい」と思われるお店にしたいです。

大勢がスケートボードを楽しめるパークを作りたい

これからの夢は、スケートパークを作ることです。スケートボード文化を浸透させるには、まずやる人を増やすこと、それには滑れる場所が必要となります。世界中から人が集まるようなパークを作りたいと思っています。
 そこに向けての第一歩がこのショップです。オリンピックで注目されたので、スケートボードを始めたいという人も増えましたし、最近では、昔スケートボードやっていた人たちが「久しぶりにやりたくなった」と新しいボードを買いに来てくれます。これからもっと注目してもらいたいので、追い風に乗って、もっと大きくできたらなと思っています。

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